私のストーリー㉜ 祖父ご自慢の着物
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私のストーリー㉜ 祖父ご自慢の着物
私が4歳くらいまで
母方の祖父と一緒に暮らしてました
よく嵐山へお散歩に
連れてもらってたようです
あまり記憶に残ってないのですが
嵐山へ行くと
お花見団子を買ってもらうようで
ピンク・白・緑の三色団子は
私にとっては
「おじいちゃんのだんご」 でした
40年ほど前に亡くなった祖父は昔
染色の仕事に携わっていたそうです
当時、海外から染料が
輸入されるようになり
祖父も使ってみたそうです
ドイツ染料で染めたものは発色がいいと
とても気に入っていたとか
写真の着物は
母のために祖父が染めたもの
祖父ご自慢の着物だったようです
戦争を経て唯一残ってる
この青い着物は
母→私→娘と三世代が着た
私たちの宝物
いつか私に孫ができたら
この着物を着てほしいな
となると女の子がいいな
その前に娘が結婚するかだな
なーんて
着物を眺めながら
おじいちゃんを想いつつ
ひとり楽しんでます
私のストーリー㉝へ続く~