帯屋捨松さん訪問
しぐさ美人 京都葵のイベント!
皆さんで帯屋捨松さんを訪問してきました
社名「捨松」の由来や
自社にてデザインもされている話を伺ったり
「常に新しい事へチャレンジする、前へ進んでいく。
そうで無ければ『停滞』でなく『後退』することになる」
という先代からの教え守られていることを伺いながら
様々な帯を見せていただきました
寿工場では資料室に膨大な文献があり
そこからヒントを得てデザインされる
そのデザイン画もイメージする風合いに合わせて
色鉛筆・クレヨン・絵の具で描かれたり
ちぎった和紙・絞った和紙を貼ってみたり
版画にしてみたり
その下絵がアートそのもの
額に入れて飾りたいほどの
素敵な作品でしたよ💕
下絵ができあがると
今度は糸の準備
糸が入っている棚には
私たち素人では見分けることが難しいくらいの
微妙に異なる色糸がたくさん!
この色!というイメージの
ひとつの色糸を作るのに
これらを数本混ぜ合わせたり
糸の太さを変えたり
素材を変えたり
箔を細く切って織り込んだり
ある帯では140種類の
糸や素材が使われてました😲
機場には
ジャガード機や
すくい機が数台ずつ
どれも年季の入った機械や道具たち
手入れをしながら
大切に使われてました
一日に数センチずつ
図案を確認しながら丁寧に織って行かれる様子
本当に根気のいるお仕事だと思います
捨松さんでは
デザインから織りあげるまで
自社でまかない
また社員さんも
デザインだけ、織るのだけではなく
いろいろな部門を経験され
どの工程の部分でもできるマルチぶり
だからこそできる
捨松さんならではの素敵な帯
ますますファンになりました
ご参加くださった方々も
目がハートになってました(*^-^*)💕
帯屋捨松の木村社長はじめ
社員の皆様
お世話になりました
ありがとうございました
しぐさ美人 京都葵
西村里子