近江商人のひな人形
今日から
おひな様が展示されるとのことで
早速滋賀県の五個荘町へ
行ってきました💗
数年前に知って
ずーっと来たかったんです
五個荘は
江戸時代後期から昭和初期にかけて
活躍された近江商人の
お屋敷があるのです。
そしてそれら商家に伝わる
おひな様や寄贈されたものが
展示されてます
まずは外村繁邸へ
![](http://shigusa.kyotoaoi.net/wp-content/uploads/2022/02/IMG_1382小-300x225.jpg)
古今雛御殿飾り 慶応2年
御所を模して作られており
屋根には菊のご紋が
特に屋根の傷みが激しく
飾ったり片付けが大変そう
200年前のひな飾りもあるけれど
出し入れする際崩れそうで
もう展示はできないと仰ってました
このひな飾りの左端には
竈(かまど)も飾られてました
![](http://shigusa.kyotoaoi.net/wp-content/uploads/2022/02/IMG_1386小-300x225.jpg)
実際に使ったあとが残るかまど
ひな壇の下方に置かれる勝手道具や竈
古いひな飾りで時々見かけます
これらは京阪神の都市部で
裕福な町家などで飾られたものらしく
塗りの調度品とは違い
井戸や流し場、洗濯道具や
清掃道具なども揃えられたそうです
写真の竈、
実際に火を使ったような
あとが見られます
竈の所には実際に使える包丁なども
飾られることがあるそうですよ
ひな人形は単にお祝いのお人形として
飾ってただけでなく
女の子がある程度の年齢になると
お母さんと一緒にこの道具で
おままごとのようなことをして
家事などを覚えていく
そんな教育というかしつけの一環としての
役割があったようですね
まだまだ紹介したいおひな様があります
続きはまた明日
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