きものと山登りの共通点 歩き方のコツ!
昨日のブログで、草履で歩くにはちょっとしたコツがあると書きました。
膝に負担をかけないこの方法。
なんと!このコツは山登りでも大切なんです( • ̀ω•́ )✧
まずは一般的な歩き方。
一歩進むとき、足を出しながら体も前に移動してますよね。
前に出した足につられて体の重心も前に進んでるんです。
そして足の裏の動きは、かかと→土踏まず→つま先へと
カーブを描くように地面に接してるはず。
草履をはいてこの様に歩けば踵と草履が離れてしまい
パタパタ音を立てながら歩くことになります。
ではどうするか。
足の指で鼻緒をつまみ、草履を持ち上げるのです。
草履は常に地面と並行、弧を描きません。
草履が接地してから体の重心をそちらの足へ移動します。
前に出した足へ完全に重心移動してから後ろの足を動かします。
右→重心移動→左→重心移動→右→重心移動→左 となります。
この歩き方、前に足を出したときはまだ軸が後ろの足に残っています
山道で、特に下りの時この歩き方をすれば膝への負担が少ないのです。
前者のように重心移動させながら山を下ると
体重が、下りの衝撃と共に前へ出した足(膝)へとかかります。
何かにつまづけばバランスを崩してこけることもあります。
ですが、後者(草履での歩き方)をマスターしていれば、
前に出した足をしっかり着地させてから体重を移すので
衝撃はなく、膝への負担もありません。
さてこの歩き方、もっと正確に言えば
ある筋肉をしっかり使って歩くとさらに良いのです。
言葉で説明するのは難しいので、
興味を持たれた方はぜひ体験レッスンにお越しください。