私のストーリー⑥ 保健室の先生
歌が大好きだった私幼稚園くらいまでは
たいてい聞き覚えですよね
重松清さんの「きよしこ」に すごく親近感を覚えました
私のストーリー⑤はこちらから
私のストーリー⑥ 保健室の先生
幼稚園を卒園すると
太秦小学校に入学しました
三条通りの商店街を通り
広隆寺の交差点を曲がってすぐ
歩いて20分ほどです
入学後数日間は
友達や友達のお兄ちゃん達と
登校したのですが
やはり朝が苦手な私は
早く登校して遊びたい友人達とは別に
一人で登校してました
1クラス44人、
1学年12クラスある
マンモス校でした
毎年恒例の
健康診断や集団予防接種は
あまりの生徒数の多さに
大変だったと思います
保健室の先生は
中年のおばちゃん先生
ちょっと神経質そうな怖い人
私の番が来て
お医者さんではなく
保健のおばちゃん先生が
私の目を診てくれたんです
まぶたを指で開いて
白目や黒目の状態を確認したのかな?
そのあと一言
「汚い目やなー、はい、次~」
慣れない1年生達の健康診断
思うように事がはこばなくて
いらいらしてたんでしょうかね💦
言われた私は
怖くて聞き返すこともできず
目が汚いってどんなん?
白目が汚れてるん?
私って汚いの?
悲しい気持ちになりました
怒りとか悔しい気持ちとかではなく
そうなんだ… という悲しみ
母にも言えず
誰にも言えず
自分の中に押し込みました
2年生になる時に
分校ができたので
1学年6クラスに
保健室の先生も
若くて優しい女の先生が来てくれて
ほっとしたことを覚えています