ぼた餅?おはぎ?
彼岸の入りですね。
私の大好きな、仙太郎さんのぼた餅を買ってきました。
ここの牡丹餅は『大葉』が入っているんです。
ですから甘みの中にも爽やかさがあって大好き!
粒あん、きな粉、七穀ぼた餅の三種類あり、
七穀ぼた餅が私の一番のお気に入りです💕
ところで私は 春は「牡丹餅」秋は「お萩」と呼んでいたのですが、
仙太郎さんでは年中「牡丹餅」として売られてます。
またこの呼び名、地方によっていろいろだそうですね。
こしあんと粒あんの違い
一口サイズか大きいものかの違い
うるち米が主かもち米が主なのか…
そして名称の由来もこんなのがありました。
炭鉱で石炭採掘の際,粗炭 (原炭) のなかに混ってくる捨石を「ぼた」という。
米も出荷できないような割れたコメをぼたと呼び、
その米で作ったおもちだから「ぼたもち」
田んぼの土手のことを「ぼた」といい、
「ぼた」が崩れないようにと願い、
田植えが終わるとぼた餅を食べる。
また、季節によって違う呼び名もあるそうですよ
春『牡丹餅』:春の彼岸に先祖への供物。
小豆餡をその時期に咲く牡丹の花に似せたことから「牡丹餅」
夏『夜船』:ぼたもちは「餅」とは作り方が異なり、
ぺったんぺったんと音を立たないので、
隣人にはいつ餅を搗いたか知られない。
「搗き知らず」→「着き知らず」→
「夜は暗いからいつ船が着いたか分からない」→「夜船」
秋『お萩』:秋の彼岸に先祖への供物。
小豆がその時期に咲く萩の花に似ていることから「お萩」
冬『北窓(きたまど)』:夜船と同じく、
「搗き知らず」→「月知らず」→
月が見えないのは北側の窓ということから「北窓」
昔は砂糖は貴重なものであり、
現在のようにスイーツ食べ放題っていう訳にはいきませんよね。
田植えの後の楽しみであるとか、
ご先祖様へのお供えとして作り、
一緒にいただくとか
季節の楽しみだったのでしょうね。
そして楽しみであったからこそ、
呼び名も美しい花の名前を付けたり言葉遊びをしたりと
楽しんでいたのかもしれません。
貴女のお住まいの地域ではどんな名前で呼んでるのでしょうか?
地域特有の呼び名があるかもしれませんね。