私のストーリー⑧ 国語の宿題

慎重派の私がちょっと調子に乗って泳ぎ続けたら…

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私のストーリー⑧ 国語の宿題

 

小学校3年生

国語の時間に

自分の名前の由来・意味を

調べてみようという

授業がありました

 

昭和の時代ですから

「子」のつく名前が多い中

ごたぶんに洩れず

私に名付けられたのは「里子」

 

「茜」「千里(ちさと)」

「真理」「理恵」…

なんておしゃれなんだろう

友人達がうらやましかったです

 

さて、宿題の意味調べ

まず辞書で調べてみました

さとう【砂糖】…

さとがえり【里帰り】…

さとがた【里方】…

さとご【里子】

 

あ! 私の名前そのままで載ってる!と

見つけた一瞬の喜び💕

でも…

 

さとご【里子】 よその家にあずけて育ててもらう子

 

えーーーーーーーーーーーっ

 

まさか自分の名前を辞書で見つけるとは

思ってなかった上に

こんな意味があるなんて

 

悲しくって涙が出てきました

 

ちょうど、その時

晩ご飯できたよーと

階下から母の声

 

とても夕飯を食べる気になれず

部屋にこもっていたら

母がやってきて

泣いているところを見つかり

問いただされたうえ

 

「あほやなー」

「さっさとご飯食べに降りといない」と

言い残してまた階下に降りていきました

 

そんなことを言われると余計悲しくなりました

母はきっと、私が「自分はさとごとして

もらわれたのではないか」と思って

泣いてるとでも思ったに違いない!

 

私が泣いてるのは、

なんでそんな意味のある名前を

わざわざつけたのか悔しかったんやのに…

 

母に口答えは禁物で

何か言ったら

倍以上になって返ってくるのが怖くて

結局何も言えないまま

 

このときも

自分の感情を押し殺し

自分の名前が好きとか嫌いとかは

考えないようにして

 

夕飯を食べないと怒られるから

無言で無表情で

ただただ食べ物を

口に運んでたと思います

 

そのあと私の名前の由来を聞いた記憶もなく

宿題をどんな風に仕上げたのかは

さっぱり思い出せません

 

母から何を言われても

感情を押し殺し

無表情でやり過ごす

それが私なりの抵抗でした

 

この頃の写真を見返しても

いつもニコニコしている弟と違い

無表情の怖い顔で映っているのが

増えてきてますね

 

 

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